来年(2015年春)のセンバツ高校野球（甲子園）出場当確校、続々誕生おめでとうございます。（高校野球の話）

 

arigatou358

 

いきなり何のことかわからないと思いますが、

最後に読んでも感動がないので、

最初に今日私がラジオで聞いた一戦を

書き起こしておきますね。

９回裏の大阪桐蔭の攻撃になりました。

2点リードのまま、負けている大阪桐蔭の攻撃です。

4番からの攻撃です。

いきなり先頭打者ヒットです！！

ノーアウト1塁。

もういやな予感です。怖いです。

5番バッター。サードファールフライ。

1アウト1塁。

ここで6番ライトへヒットです！！

しかも　ライトがエラーをしてしまって、

1アウト　2塁3塁です。

点差は2点です。

一打同点です。

やはり大阪桐蔭、簡単には負けません。

次の打者は深い位置へのショートゴロです。

一塁送球でアウトはツーアウトになりましたが、

その間に3塁ランナーはホームイン。

2塁ランナーは3塁へ。

ツーアウトになりましたが、

なおも同点のランナーは3塁です。

点差は1点

やはり常勝軍団大阪桐蔭。

簡単には負けません。

同点なるか？？？

？

？

？

？

？

次のバッターをライトフライに打ち取り。試合終了でした。

こんばんは　こがね　野球　むし　です。

高校野球といえば甲子園ですね。

そんな甲子園ですが、

夏の大会は各県で予選があって、優勝したチームが甲子園に出場しますよね。

で。

春の大会は

 

「センバツ」

という名前になっています。

そうなんです。選抜されるのです。

高校野球観戦に行くようになって１０数年になりますが、

それまで、何を元に選抜されるのか？まったく知りませんでした。

有名なチームや強豪校が出ることが多いので、勝手に適当に強そうなチームを選んでいるのか？と

漠然と思っていました。

でも違ったんです。

客観的な選抜のための資料があるんです。

何を元に選抜するか？その選抜の資料になるのが、前年の秋の大会の成績なんですね。

だから来年の春の選抜に選ばれるためには今年の秋の大会で好成績を収めることが重要なんですね。

そして、その秋の大会が今まっさかりなんですね。

近畿地区は一番優遇されていて、

選抜に６校出場することが決まっています。６枠です。

春の選抜は近畿大会を見て決めるんです。

６校ということは、だいたいベスト４に入れば当確ということですね。

その大事な準々決勝が本日行われたのです。

準々決勝の結果

立命館宇治
００１０２３０００＝６
００００１１０００＝２
近江

 

箕島
０００００２０００＝２
００００００２０１＝３
奈良大付

 

北大津
１１００２００００＝４
０００００４１１Ｘ＝６
龍谷大平安

 

天理
０００２０１０００＝３
００００１０００１＝２
大阪桐蔭

 

という結果でした。

ということで、来年のセンバツには、よっぽどの不祥事でもない限り、

立命館宇治

奈良大付

平安

天理

は、まずセンバツされます。　京都２校、奈良２校ですね。

小さいとき、どうして、愛知が２校で、三重はゼロなんだよ！！

と思っていたのですが、東海地区は２枠なので、東海大会の決勝にすすんだチームだけが当確なんですね。

ちなみに東海大会決勝は　静岡高校優勝で、県岐商準優勝。しかも延長の末の接戦でしたので、

間違いなくこの２校が選ばれますね。

以前東北大会は２校選ばれるんですが、決勝が超大差で勝敗がついたときに、

準優勝のチームは選ばれないことがありました。

でも、近畿大会の場合はベスト４のチームが次の試合コールド負けのぼろ負けで負けても選ばれました。（つまりベスト４は当確が示された。）

試合内容によって違いますので、なんともいえませんが、

ベスト４に入れなかった４校から２校を選ぶ。２校を落とす。という選考が必要になります。

大阪桐蔭は今日は負けましたが、

こちらも必ずセンバツされます。理由は大阪代表のうちで、ベスト８には大阪桐蔭しかいないからです。

大阪代表は優遇されます。

本当は兵庫代表がベスト８に残っていたら、そのチームも間違いなく選ばれるのですが、

今回は兵庫代表がすべてベスト８に残れなかったので、

地元兵庫代表をだしたい主催者は困っています。

さてベスト４にいけなかった

残り　近江　箕島　北大津　から

１枠を決める作業になります。

滋賀、　和歌山　、滋賀　ですから、

地域性で落とされるところはありません。

もしも天理は今日負けていたら、センバツは微妙という状況でした。

なぜなら奈良大付がすでにベスト４で当確ですから、

もしも

残り　近江　箕島　北大津　天理　から　２校を落とすとなれば、

奈良の天理は落としてもいいか？

となります。滋賀と和歌山はでてなくてかわいそうジャン。という話になりますからね。

そういう意味で天理は今日は絶対に勝たなくてはいけなかったのです。

大阪桐蔭は勝たなくても甲子園の切符は手に入れてあったも同然でした。

２０１２年の大会は、同じ状況で大阪桐蔭は勝っても負けても大阪代表なので、

当確だったのですが、それでも8-1で大阪桐蔭が勝ちました。

そのせいで、ベスト８に奈良が２校残っていたのですが、

奈良大会では天理高校が直接勝って優勝しているにもかかわらず、奈良２位の大和広陵がセンバツされました。

なので、今回

残り　近江　箕島　北大津　天理　から　２校を落とすとなれば、　ぜったいに天理は落とされたと思います。

でも今回は

残り　近江　箕島　北大津　大阪桐蔭でしたので、

まず大阪桐蔭は選ばれて、

残り近江　箕島　北大津　から１校選ぶという感じですね。

センバツ発表前に新聞で

センバツ予想として

当確　　◎立命館宇治　奈良大付　　平安　天理

有力　○大阪桐蔭

微妙　△近江　箕島　北大津

↑絶対にこう書いてありますから、間違いないですよ。。

これも知っていれば知っている。知らない人にはまったく関係ない話ですけどね。

そんな絶対に負けたら不利な天理高校野球部。

二年前も同じ状況で大阪桐蔭に破れてセンバツされませんでした。

ベスト８に入ったのに、奈良大会　直接対決で下した大和広陵が選ばれて天理は落とされました。

もちろん両校　△微妙　でしたが、　試合内容からして大和広陵が選ばれるだろうな。という感じでした。

ですが、今回は奈良大が先に勝ってベスト４で出場当確です。

同じベスト８どまりなら、わざわざ奈良県代表を選ばなくてもほかの和歌山や滋賀を選ぶのです。

そういう風潮というか流れなんです。不文律ってやつですね。

そんな絶対に勝たなくてはいけない天理。

負けてもセンバツされるであろう大阪桐蔭。

どうせセンバツされるんだから負けてくれるかと思いきや。

２０１２年には1-8のぼこぼこで負けました。そうでした。７回コールドでした。

コールド負けなので、微妙じゃなくて、そんな負け方をしたチームがわざわざ選ばれるわけがないですね。

大阪桐蔭も大阪代表という地域性はあるにしても、やはりベスト４には行きたいのは間違いないです。

大阪だからベスト８でも選ばれるからいいよなぁ。

といわれるよりもベスト４に入って堂々と選ばれたほうが気持ちがいいに決まっています。

そんな大阪桐蔭ですが、

みなさんご存知だと思いますが。

今年の夏の甲子園優勝校です。

強いです。　西谷監督もすごいです。

http://www.fanxfan.jp/bb/ranking_kantoku.html

甲子園での通算勝利数は３３勝６敗です。　通算勝利数ランキング歴代１０位です。まだ４５歳ですがすごい監督です。

まだまだ勝ち星は伸ばせそうです。

http://www.fanxfan.jp/bb/ranking_kantoku.html

対する天理高校の監督は橋本監督です。

この監督も↑のランキングで３２位に入っています。

だけど、勝利数ランキングだけでみると、たくさん出場していたら、どんどん積み重なりますからね。

↑の４８位にいるのも天理高校の前監督なのですが、　１５勝していますが、１５敗しています。

最高成績もベスト８どまりです。前監督を批判するつもりではありませんが、

高校野球は采配によっても大きく結果は変わります。

前の監督はコーチとしてはすばらしくよい指導者だったようですが、

どうも試合になると、あまりうまくないような感じでした。

ってどうしてこんなに詳しいって、私は天理高校の野球部のファンなんですね。。。

http://www.fanxfan.jp/bb/ranking_kantoku2.html

こちらは勝ち星数ランキングではなくて、

勝率ランキングです。

ここを見ると西谷監督のすごさがわかりますね。優勝４回ですからね。準優勝はなし。

出場１０回３３勝６敗　優勝４回　勝率846ですよ。

だけど、

天理高校の監督　橋本監督も負けていません。

勝率ランキングでは１７位ですが、

出場９回　１９勝７敗　優勝２回　勝率731ですね。（ベスト８、2回）

ちなみに天理の　前監督は

出場１５回　１５勝１５敗　優勝はおろかベスト８が３回のみ。という。

橋本監督が9回中ベスト８二回、優勝二回

前監督は１５回中　ベスト８が3回のみ。

という。。。

え？どうして橋本監督はずっと監督をしていなかったのって？？

橋本監督は別に高校野球の監督に執着心がなかったんでしょうね。

というか天理教団の幹部だったのかもしれません？？

でも橋本監督が監督に復帰したのは２０１１年夏からでした。

部員の不祥事で前監督が突然辞任して、急に２０年ぶりに監督に復帰しました。

今年でもう７０歳になります。

いきなり監督に復帰しての２０１１年秋の近畿大会です。

あのですよ！！

あの　いまや阪神タイガースのエースと言っても過言ではない。（あまりよく知らないが。。）

あの藤浪投手　率いる　大阪桐蔭が相手ですよ。

それも今回と同じベスト４を掛けての戦いですよ。

あの藤浪投手から8点もとって8-4で勝利して、ベスト４に入ったんです！！

だれもが負けると思ったのに勝ってしまうんですね。

その後　藤浪投手率いる大阪桐蔭は　翌年の春夏　連覇しましたね。

いうなればこのチームの公式戦で負けたのは　天理が唯一だったのですよ。

天理に負けた以外はまったく負けなかった　藤浪大阪桐蔭。

そんな最強の大阪桐蔭に勝ってしまう天理高校。

本当に

「この監督すごい！！！！！」

と思いました。

前監督の場合は実力が下のチームに負けることは多々あっても、

実力が上のチームに勝つことは絶対にない監督でした。（何度も言いますが、前監督も選手育成は最高なんですよ。試合運びが下手なんです。采配下手なんです。）

ということで、

そんな大阪桐蔭の今年の秋の結果を見ていきましょう。

 

9月14日 秋季大阪大会 2回戦 10-0 勝ち 懐風館　5回コールド

9月15日 秋季大阪大会 3回戦 11-1 勝ち 槻の木　5回コールド

9月21日 秋季大阪大会 4回戦 13-0 勝ち 東　　　5回コールド

9月23日 秋季大阪大会 5回戦 10-1 勝ち 阪南大　　7回コールド

9月27日 秋季大阪大会 準々決勝 5-1　 勝ち 大商大　　（3回までに5点リードの5-1ですから楽勝ですね。）

9月28日 秋季大阪大会 準決勝 10-2　勝ち 大産大付　　7回コールド

10月4日 秋季大阪大会 決勝 11-4　 勝ち PL学園

　ＰＬ学園
０００１０１００２＝４
２３１２１１１０Ｘ＝１１
大阪桐蔭

3回までに６点リード。4回表に１点取られるがすぐに取り返す。

やられたらやり返す。倍返しだ！！

決勝戦なので、コールドはありませんが、7回終了時点で、11-2ですから、

決勝戦じゃなきゃ7回コールド勝ちです。

本当に圧倒的に強いチームです。

はい。ここまで大阪大会ですね。　大商大には5点しか取っていませんが、それ以外はすべて二桁得点です。

ここまでは大阪大会です。

でもここからは各県の上位があつまる近畿大会です。

さて初戦の大阪桐蔭は？？

さすがに近畿大会なのでどうでしょうね。？？

 

 

 

　日高中津
０００００＝０
１４３２Ｘ＝１０
大阪桐蔭

 

5回コールド。。。。。

強い。

強い。

 

つよすぎる。。。

 

そんな大阪桐蔭です。

選手は入れ替わっていますが、今年の夏も優勝した常勝軍団です。

天　　　理
０００２０１０００＝３
００００１０００１＝２
大阪桐蔭

結果。

これですよ。

これ！！

はっきり言って感動で大声を出してしまいました。

二年前は同じ状況で1-8のコールドで負けてセンバツの選考に漏れました。

ベスト８に残っていて、県大会で直接対決で大和広陵に勝っていたにもかかわらず、

同じベスト８どまりなのだが接戦負けの大和広陵がセンバツされました。。。

私の昨日までの希望は、コールド負けだけは、なんとか回避してくれたら？もしかしたら。

それでも奈良大がベスト８ならばの話で、奈良大がベスト４に入れば、

ベスト８で敗退の天理は同じ県だから選ばれないよなぁ。と思っていました。

ですが、今日は天理が勝ちました。

何がすごいって、

この監督。天理高校のエースを出さずに、1年生投手を先発させました。

2年生のエースは奈良大会の準決勝、決勝を投げています。重要な負けられない試合はかならず先発していました。

誰が見ても天理のエースです。

この1年生投手は奈良大会では準決勝、決勝と投げていません。

でも実は土曜日の昨日も試合があり、エースは昨日も投げていました。

そういう事情があったので、監督としては、エースはリリーフに残しておいて、

いけるところまで1年生投手。という考えだったのだと思います。

（ちなみに前監督の采配なら間違いなくエースが先発です。）

今日は用事があり最初は聞けず、6回からNHKのインターネットラジオで聞いただけなんですが、

回も終盤になりました。

2点リードのまま、最後の大阪桐蔭の攻撃です。

4番からの攻撃です。

いきなり先頭打者ヒットです！！

ノーアウト1塁。

もういやな予感です。怖いです。

5番バッター。サードファールフライ。

1アウト1塁。

ここで6番ライトへヒットです！！

しかも　ライトがエラーをしてしまって、

1アウト　2塁3塁です。

点差は2点です。

一打同点です。

やはり大阪桐蔭、簡単には負けません。

次の打者は深い位置へのショートゴロです。

一塁送球でアウトはツーアウトになりましたが、

その間に3塁ランナーはホームイン。

2塁ランナーは3塁へ。

ツーアウトになりましたが、

なおも同点のランナーは3塁です。

ですが、

次のバッターをライトフライに打ち取り。試合終了でした。

 

まさか勝てるとは思っていなかったので、

感激しました。

 

そりゃぁ。大阪桐蔭を9回2点に押さえる１年生投手がいる天理もすごいんですけどね。

普通の投手ならぼこぼこに打たれますからね。

逆に大阪桐蔭は接戦を経験していないのも敗因かもしれませんね。

ぼこぼこに打って投手も楽に投げる。という。展開ですね。

 

この秋の大会の収穫

NHKのインターネットサイトや、アプリの　らじるらじる　で地域変更ができて、大阪の放送局も選択できる。ということ。

来週も視聴できそう。

 

一条工務店も監督によって違いがでる？？

でないよね？？

 

arigatou358