40歳をすぎてリストラになったあなたへ。その20　視野を広く持ちましょう（リストラになった人へのアドバイス）

こんばんは　こがね　リストラ　むし　です。

いつもこがねむしブログをお読みいただきありがとうございます。

先週もチュウさん（仮名）とランニングをしました。

そのときにアドバイスをしたので、また報告させていただきます。

会話を再現します。

チュウさん（仮名）　「この前言ってた、４０代後半の人、アルバイト始めたんだってさ。」

こが　　「え？アルバイト？？もしかして、正社員登用ありとか言っちゃうわけ？？給料安いんじゃない？？」

チュウさん（仮名）「そうだと思うよ。僕より勤続年数が長いから、３００日以上失業手当てあるのにね。」

こが　「そうだよ。失業保険をもらっておいたほうが手取りは多いのにね？？でも再就職お祝い金も、もらえるからいいのかな？」

チュウさん（仮名）「仕事を何もせずいるのが精神的に嫌なんだろうね。」

↑という内容ですね。

アルバイトから本当に正社員に登用してもらえるんでしょうか？？

それは私にはわかりませんが。本人は正社員になれると思って働いているんでしょうけれども。。。。

どうなるかは、先にならないとわかりませんが、

チュウさん（仮名）も「もうちょっといろいろ考えて、ぎりぎりまでいろいろ探したらいいのに。」

と言っていました。考え方が私に似てきました。

でも、

リストラになって、正社員に応募しても数十回も書類選考で落とされたら嫌になりますよね。

「もうアルバイトしかないわ。」

と思うのも無理はありません。

そもそも、数十回も書類選考で落ちるようなことをしている人には、残念ながらそういう道が妥当でしょう。。。。

本気で世のため人のため、自分ができる最高の仕事はこれだ！！これしかない！！と

決めて応募していたら、数十社も応募できるわけがありません。

「あなたの会社は１８万円で正社員の求人広告を出していますね。私は１８万円欲しいです。たぶんあなたの要求する仕事もできます。がんばります。採用してください。４０代後半です。」

↑のような感じでしょうね。

↓のような感じの人に勝てますか？

「あなたの会社は１８万円で正社員の求人広告を出していますね。私は１８万円欲しいです。たぶんあなたの要求する仕事もできます。がんばります。採用してください。２０代後半です。」

でも、

もうアルバイトしかないわ！と思うのも無理はありませんね。それが普通かもしれません。

なぜなら、まったく頭を使っていないからです。

頭を使わないから不安だけが先行して、いても立ってもいられなくなるのです。

落ち着いて考えればいいんです。だけれども、精神的に行き詰っていますから、

こういう人には、周囲からどんな適切なアドバイスをしても、無駄です。

たとえば、オレオレ詐欺。（振込み詐欺？特殊詐欺？）

振り込め詐欺　１時間説得　＜＜こんなニュースありましたよね。

振り込め詐欺だから振り込むな！！と１時間も説得したのに、

説得も聞き入れずに詐欺にあう人。

客観的に見たら、どう見ても、振り込め詐欺だから、いくら正論で常識で説明しても、

考える力がなくなってるから、もう振り込む以外の選択肢など考えられないんですよね。

いやいや。よく考えましょうよ！！

いじめ自殺などもありますが、

自殺する子に言ってあげたい。

「死ぬことはないよ。中学の嫌な奴なんて、卒業したら、顔も見ないし。一生会う必要もない。っていうか中学卒業したら、

会いたいと思う親しかった部活の友達や後輩でさえ、卒業したら会えなくなるんだよ。

高校で同じになる人もいるけど、それでも高校を卒業したら、さらにあわなくなるんだよ。

卒業式では、またいつでも会えるさ。なんて軽い気持ちでバイバイしたけど、

その後４０過ぎても一度も会わない。なんてまさか想像もしなかったけど、

会いたいなぁと思ってもなかなか会えないんだよ。

で。「会いたいなぁ。近くに住んでるって風のうわさで聞いたぞ。

またコンビニでばったり会ったりするかな？見たらわかるかな？変わってたら気付かないかな？」

なんて思ってたら、次に名前を見るのが、

新聞のお悔やみ欄だったって。そんな悲しいこともあるんだよ。

会いたくないなぁなんて思ってる奴には絶対に会う必要もないんだよ。

大人になっても全員が近所にずっといると思ったのに、昔友達が住んでた家には、もう友達はいないんだよ。

今は学校がすべてなんて考えてると思うけど、学校なんていじめられるぐらいなら行かなくてもまったく問題ないんだよ。

行かないことを気にするのが間違い。行かなくてもいい。今は友達がいなくてもいい。

自分が良い大人になれば周囲も良い大人だらけになるんだよ。だから死ぬな。それは間違い。

悲観するな。」

と言ってもだめなんですよね。って誰も言ってあげてないかもしれないけど。

客観的に見れば＝死なずに生きてたほうが絶対にいいと思う。

自殺する本人からすれば＝生きてても絶望しかない。死んだほうがまし。死ぬ。

なんですよね。

いやいや。それ絶対に間違いですから！！！

って１時間説得してもだめなんでしょうけど。。。

いやいや。よく考えましょうよ！！

いつも私がよくする例え話で、

「富士山に登る話」があるんですね。

私の作り話ですけどね。

ＡさんとＢさん、どちらが正しくてどちらが成功するでしょうか？

私

「Ａさん。Ｂさん。富士山の頂上に上るのが人生の最初の目標とします。二人とも頂上にできるだけ早く登れるようにがんばってください。」

Ａ「富士山？簡単じゃん。俺頭がいいから、富士山は、静岡県から登って行けることは知っている。三重県からだと、愛知県を通って静岡に入って、

まぁ静岡から東京方面に行けばそのうち富士山があるでしょ。そうしたら、山頂を目指すよ。」

Ｂ「そうだね。どうやって登るか考えよう。いろいろ考えるために一週間ぐらい時間がかかりそうだな。」

Ａ「お前は馬鹿か？富士山は静岡にあるっていっただろ？俺は今すぐ歩いていく。」

Ｂ「お前こそ馬鹿か？何も考えずに、今から歩いていくって？？」

Ａ「当たり前だろ。今から歩いていけば１歩あるけば、１歩富士山に近づく、ゴールに近づくんだぜ。

あ。わかった。お前俺が早く到着するのが嫌だからって引き止めるつもりだな？？

無理無理。俺は今から歩き始める。じゃぁな。１歩あるけば確実に富士山山頂に近付く。ゴールに近づくんだぜ。千里の道も一歩からと言ってな。。。」

一週間後

Ａ「ふぅ。もう静岡までついたぜ。早いもんだ。でも所持金もないし。ここまでヒッチハイクもしたけど、富士山の山頂には雪があるなぁ。寒そうだなぁ。」

Ｂ「富士山に登った人に聞いたけど、、冬の富士山なんて素人の俺には絶対に無理だ。夏でも山頂では冬みたいな気温らしいし、冬の格好で登るらしいし。

しかも５合目までは車で行ったほうが楽ってこともわかったし。お金を貯めるためにアルバイトでもしておこう。そして夏に行こう。」

Ａ「寒いなぁ。三重に戻るかなぁ？またヒッチハイクか？っていうかアルバイトでもしようか？でもやっぱり住むところもないし、三重に帰ろうか。」

↑という話なんですね。

知り合いで、ある資格試験に４回連続で落ちた人がいたんです、（結局合格をあきらめた。）

私は、親身になって、１回目の試験が終わったときにアドバイスをしたんです。もちろん、その資格試験の情報をネットでリサーチして、

どのくらいの学習時間が必要か、どうやったら合格できるか？自分ならどうすれば合格できるか？を考えました。

かれこれ一週間以上は考えました。

その結果、私のアドバイスは、

「最終目標は合格。だけれどもその目標を達成するためには、当然計画が必要だ。

計画立案が資格試験突破に最重要だ。そして、私から見ても難関試験だ。

どう考えても計画立案に１ヶ月は要する。まったく試験勉強はしなくていいから、

試験合格までの道のり、計画を立てるために１ヶ月使ってください。

まったく勉強はしなくていいから、むしろ試験勉強は一切せずに。この計画通りやれば１００％合格できる。というスケジュールを立ててください。」

という私のアドバイスに対して、その人の意見は、　要約すると以下のようなものでした。

「アホか！！１ヶ月勉強しないなんてあるか？？試験はまた１年後あるんだぞ！！一ヶ月も無駄にしてどうするんだ？？

試験範囲はこの教科書１ページから１００ページの内容を完璧に覚えれば合格だ。

俺は１ページから１００ページ全部、一字一句間違えずに暗記するから問題ない！」

↑１ページから１００ページ勉強すればよい。という試験ではないですが、

その人の言い分はこうでした。

試験範囲が１ページから１００ページなら全てを暗記したらいい。

という言い分なのですね。

でもはっきり言って１ページから１００ページを完全に暗記することは私から見て絶対に無理です。

今から徒歩で何の準備もなく、富士山に登りに行くようなものです。

「１歩ずつあるけば山頂に到着するに決まってるだろ！！」

「１ページから１００ページ全部暗記したら合格するに決まってるだろ！！」

資格試験は蛍光灯対策　　　傾向と対策が重要です。どの範囲が出やすいか？重要か？を見極めて、

集中的に勉強する必要があるんですよね。

１ページから１００ページのうち、４０ページから６０ページを完璧に勉強すれば合格！ということもあるかもしれないんですよね。

「一歩ずつあるけば山頂に到着するに決まってるだろ。」＜＜間違いではないんですよね。

確かにそうですよ。間違ったことは言ってないです。

でも

それ実現可能ですか？それで目標が達成できますか？目標を達成するにはもうちょっと頭を使わないといけないんじゃないですか？

働かなければお金が入らないとしても、失業保険がなくなったとして、無収入になったとしても、

アルバイトをするのは私からしたらありえません。

というか失業保険をもらっているうちに３００日前後もあるのだから、じっくり準備をして、考えたらいいのに。

なぜすぐに山頂を目指して何も考えずに歩き始める？？

でも

いくら正論を言っても無理です。

本人が聞き入れない限り、本人が思い込んだらなかなか変える事はできません。

精神的に追い詰められるとうまくいきません

いろいろな可能性を考えて視野を広く持ちましょう。人にアドバイスを求めましょう。

目標を作るのが一番難しいです。

弁護士になりたいからと言って、

「六法全書を最初の１ページから全部覚えたら合格できるに決まってるだろ！！計画なんて必要ない。」

それで本当に目標が達成できるかどうか？それが問題なんですよね。

実現可能な目標を立てましょう。

チュウさん（仮名）はさすが、中学生の時に９教科オール５なだけあって、

なんとなくやりそうな雰囲気になってきています。

何をするにも一番大事なことって、

目標設定と、それを実現するための計画なんですよね。

実現可能な計画を立てて、それを淡々と実行するだけで目標達成なんですから、

あとはやるだけ。

超簡単ですよね？？

自分で決めたことを自分でやる。

簡単すぎるでしょ？？

できないことは、決めるな。という話です。できることを決めろ。見極めろ。

という話ですね。

１００メートルを１０秒切ってオリンピックにでる。

なんていうのは、どう考えても無理です。

あと、

「素直が一番」

というのは常識です。

先ほどの専業で４年間も勉強しかしなかった人の話ですが、

今までその人よりも、確実にたくさんの試験を受けてきた私が一ヶ月勉強せずに計画を立てろ！！

と親身にアドバイスをしたんだから、その意見を聞けばいいのに。

聞きません。それではだめですよね。

やり方を間違っていたら、目標達成は無理です。

それが困難な目標であればあるほど、無理です。

自分が世のため人のためにできることは何か？

それを常に考えていればいいだけなんですけどね。

お金の問題じゃなくて、生き方の問題ですよね。

ということで。。。

９ヶ月以上も失業保険がもらえるのに、４ヶ月でアルバイトを始めるなんて。。。。。。

私にはありえないと思ったけど、まぁ。そういう考えもよくある話だよなぁ。

と思った次第です。

で。

その４回不合格になった人が私の意見で一番気に入らなかった点は、

「もしも１ヶ月計画して、１８ヶ月勉強する必要だと判明したら、僕なら来年（１２ヵ月後の試験）は受験しないよ。

というか調べてみると勉強期間は１８ヶ月かかるようだから、僕なら無理に１２ヶ月で来年合格するように目指さずに１８ヶ月で再来年合格するように予定を立てるよ。。」

という点だったそうです。

自分で１８ヶ月勉強したら合格と決めたのに、１２ヶ月目で受かるわけがないですよね？？

だから私がそう予定を立てたら絶対に受けません。

それなのに、

「まぁつべこべ言わずに見ておけ。俺は来年合格する。ｷﾘｯ」ですからね。

「まぁつべこべ言わずに見ておけ。俺は絶対に正社員で再就職する。ｷﾘｯ」とか言われても。。。。

あぁ。この人たぶんだめだ。

と思ってしまいますね。

↑というようなことを　ランニング中。お話しました。
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